会長挨拶

日本性機能学会第29回学術総会を開催するにあたって

この度、日本性機能学会第29回学術総会を神戸国際会議場で開催させていただく運びとなり、大変光栄に存じます。
本学術講演会では第28回日本性機能学会中部総会、
The 13th Japan-ASEAN Conference on Men’s Health and Agingを同時開催とさせていただき、会期は平成30年9月13日(木)~9月16日(日)を予定しております。

近年、性機能障害は糖尿病や動脈硬化などの内科的疾患、加齢男性性腺機能低下症候群、下部尿路疾患等、様々な他疾患との関連が示唆され、益々重要な学術分野として認識されております。
また、ロボット支援による骨盤内手術の発展に伴い、特に手術を中心とする骨盤内の癌治療後の性機能についても様々な知見が得られております。
また、本邦はこれまでにない高齢化社会を迎え、Quality of life (QOL)の観点からも、性機能障害の治療は無視できないものとなってきております。
このような背景のなか、本学術講演会のメインテーマは「性を生とともに考える」とし、この分野における最新の基礎的ならびに臨床的話題のほかに、現在の性機能障害治療における諸々の問題に関して専門家の先生方をお招きし、招請講演、特別講演、教育講演、シンポジウム、ランチョンセミナーなどを企画させていただきます。
プログラムの作成に当たっては、基礎と臨床の研究者が一堂に会して、性機能診療における最新の知見と現状での課題について活発に討議できる学術講演会を目指しております。
また、Japan-ASEAN Conference on Men’s Health and Agingの同時開催を予定しており、日本国内の研究発表のみならず、アジア諸国の性機能研究者との学術的交流に大きく寄与する学術講演会になると確信しております。
本学術講演会が性機能診療に携わる全ての先生方にとって最新の知識を吸収できる有意義なものとなるよう、教室員一同鋭意準備を進めております。

ご多忙のこととは存じますが、一人でも多くの先生方に、豊かな自然と異国情緒にあふれた街並みが見事に調和する秋の神戸にお越しいただき、活発に議論して本学会を盛り上げていただければ幸いにございます。皆さまのご参加を心よりお待ちいたしております。